乃市商店は佐賀県小城市にあるキムチ屋さんです
澄んだ空気と肥沃な平野に囲まれ、天山山系からの豊富な伏流水をふんだんに使って
新鮮な国産白菜を漬け込んでおります
自然の恵み 水
キムチや白菜漬け、いろいろなお漬け物を作るために一番重要なのが「水」
野菜の洗浄、下処理、塩漬け、塩抜き、どれも「水」を使用して行います
乃市商店で使用している水はおよそ地下80メートルからくみ上げる天然水で、その源流は天山山系から流れてくる伏流水
全国名水百選のひとつ「清水の滝」やゲンジボタルの一大生息地である「祇園川」など、小城市は水源に恵まれた土地です。
キムチを作る為には欠かせないこの良質な「水」を求めて、1987年に小城市へ工場を移転しました
地元の農家さんにキムチの原料である白菜を作っていただき、佐賀でとれた白菜で作る「佐賀んキムチ」が誕生しました
2018年からは、製造過程で出た白菜の残渣を粉砕・脱水し「たい肥」にする設備を導入し、出来上がった「たい肥」を白菜畑に使用してもらってます
みんなが食べやすい味の追及
乃市商店にはキムチ屋なのに辛い物が苦手な社員がいます
もっと言えば、最初に乃市商店のキムチのタレを作った創業者 野内俊彦も辛い物が得意ではありませんでした
そこで試行錯誤を繰り返し、辛さを抑えて魚介のだしを味の中心に置いた日本人の食文化にもなじむ「のいちの朝鮮漬」が完成しました
乃市商店のキムチに使用している調味液はすべて自社開発のレシピで、商品ごとに10~30種類程度の原材料をブレンドし自社製造しております。
この為、今までに蓄積されたノウハウでお客様からのご要望に柔軟に対応することが可能で、多数のOEM商品の開発をさせて頂いております
近年では、オリジナルブランドの製品開発にも力をいれており、地元スーパー様をはじめ全国的に販路を広げております
Made in 佐賀への想い
佐賀で生まれた企業として40年あまり地元の皆様に育てて頂きここまで来ました
しかし、あまり「佐賀」への恩返しも、全国に向かって「佐賀」をアピールすることもできていないことにある時ふと気付きました…
こんなことではダメだ!と、自社製品の再構築を目指し商品開発をスタート
2015年から佐賀県産の白菜にこだわった「佐賀んキムチ」を発売!
地元のスーパーを中心に販売しておりましたが、現在は関西、関東でもお取り扱い頂いており微力ながらも「佐賀」のアピールをさせて頂いております
創業40周年を節目に、今後も佐賀の食材を使った商品開発に力を入れ全国に向けて もっともっと「佐賀」を発信していきたいと思います!